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なぜ日本人は行列好きなのか
1.中央通り:銀座:正月雑踏-02D 1901q
写真1 銀座中央通り
2.明治神宮:初詣-07D 0901qt
写真2 明治神宮初詣
3.千鳥が渕-06N 03(皇居・九段 NP)q
写真3 千鳥ヶ淵の花見
4.新宿南口:サザンテラス:クリスピー・クリーム・ドナツ-05D 0706q
写真4 新宿南口サザンテラスの跨線橋
5.銀座マロニエ通り-40D 1901q
写真5 銀座裏通り
6.明治通り:表参道交差点~千駄ヶ谷小学校-31D 1902qt
写真6 明治通りの神宮前交差点付近
7.年末ジャンボ宝くじ-01D 1112q
写真7 有楽町の年末ジャンボ宝くじ売り場

東京の街を歩いていると色々な行列に出会います。
新年の銀座で歩道いっぱいに秩序よく歩く人々がいる。(写真1)
明治神宮の初詣では寒くても夜中から人々は我慢強く長い列をつくる。(写真2)
千鳥ヶ淵の桜見物では人々は濠端の道を列を作って粛々と歩く。(写真3)
新宿南口のサザンテラスでは人気のドーナッツを買う人々が跨線橋まで長い列を作る。(写真4)
ブランドを求めて人々は銀座の有名ファッション店を取り巻いて長い列をつくる。(写真5)
新型スマホを求めて待つ若者達の列は長すぎて途中で仕切られる。(写真6)
年末の新橋ではジャンボ宝くじを買う人々が歩道まで延びる長い列をつくる。(写真7)


中国メディアのサーチナは、日本の「行列信仰」はすさまじい、列に並ぶ日本人の習慣はもはや「強迫性障害」に近いほどと批判的ですが、最後には「並ぶ」のは「平等」を直接表現する形で公平な社会秩序を体現しているので文明国の公衆道徳の見本だと好意的に評価しています。また香港の鳳凰網は行列を「秩序の美」であり、日本の行列文化は手本にすべきとまで褒めます。総じて中国系メディアは日本の「行列」を褒めますが、その狙いは中国社会への批判に力点があるのでしょう。

中国メディアの行列評価のなかで「行列は日本人にとって帰属感を与えてくれる」という指摘がありましたが、「行列の核心」を衝いていると思います。地縁・血縁による結びつきは利益・機能による結びつきより強固です。島国日本に住む日本人は、大陸国家の中国人より共同体意識が強いのです。

それでは同じ島国のイギリス人はどうでしょうか?
少し旧い記事ですがNews Week(2011,02,09)の「行列と秩序とイギリス人」(コリン・ジョイス)が面白いことを書いています。

イギリス人には、何事も先着順位を尊重し、割り込みには強く反対する習性があると言い、公衆電話が複数あっても一列の行列ができて、先頭者がいずれの電話機にも優先権があるという暗黙の了解があるのだそうです。

パブでイギリス人は飲み物を注文しにカウンターの前に立つとき、誰が自分より前にいたか、誰が自分より後に来たか、無意識のうちにチェックしていて、先着者が優先する暗黙の決まりがあり、列は作らなくても互いに順序を無意識のうち守るのだそうです。イギリス人の深層心理には平等や公平を重んじる意識があるのだろうと述べています。

行列作法一つとってみても中国、日本、イギリスの国民性の違いが見えて面白いものです。
(以上)
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【2019/03/09 15:42】 | 文化 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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