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デジタルカメラと銀塩カメラの違い

近年は、フィルムを使う銀塩カメラが廃れて、デジタルカメラが盛んになりました。カメラの量販店の売場を一瞥すれば分かることですが、広い店内でフィルム売り場を探すのに苦労する始末です。

デジタルカメラは、光を認知する半導体素子(受光素子)を使って光を電気信号に変換して映像を表現しますが、銀塩カメラはフィルムの感光剤が光に当たって化学反応を起こした結果が映像となって現れます。

デジタルカメラではコンピュータで処理できる01信号を通して形と色を再現しますが、銀塩カメラではフィルムに塗られた感光剤の粒子が光によって変化して形と色を生成します。

この電気信号と化学反応の原理的違いは、同じ情況を写した写真でも違った印象を与えることがあります。輪郭や色彩の鮮明さは似ていても、プリントされた写真に微妙な違いがあり、雰囲気がどこか違ってくるのです。

これは、ピアノで同じ曲を同じ奏者が弾いても、ピアノが違うと音色が異なるのと似ています。更に言えば、音楽好きが真空管のオーディオ製品を求めるのは、デジタル製品では味わえないアナログの音色にこだわるからでしょう。

音楽で音色を大切にする人がいるように、写真でもフィルムで撮られたアナログの写真を好む人がいます。アナログ好みは音楽も写真も少数派になりましたが、それでも根強い人気があります。

それは、デジタルが何処か直線的でゆとりが欠けるのに対し、アナログは曲線的であり暖かみがあるからでしょう。フィルム売場がこれ以上縮小しないことを願う者です。
(以上)
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【2007/04/12 11:01】 | 写真論 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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