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お濠端の桜の枝は濠に伸びて美しく
   1.牛ヶ渕の桜-09D 1503q
   写真1
                  2.皇居の花見:千鳥ヶ淵-59D 1503qt
                  写真2
                                 3.皇居の花見:千鳥ヶ淵-07D 1104q
                                 写真3
                  4.皇居の花見:千鳥ヶ淵-25D 1204q
                  写真4
   5.皇居の花見:千鳥ヶ淵-30D 1204q
   写真5

皇居の千鳥ヶ淵は、東京でも桜の花見客が最も多く集まるところです。お濠を背景に桜を観賞出来るのが魅力だからです。

お濠端の桜並木は、申し合わせたようにお濠の水面に向けて枝を伸ばしています。桜の花はお濠端に立つ人々の目線より低い位置に咲きますから、千鳥ヶ淵の花見は見上げるのではなく、見下ろすことになります。満開の桜の花は、上からは太陽の光を、下からは水面の反映を受けて、明るく輝きます。(写真1、2、3)

やがて、お濠に向けて伸びた枝から花びらが水面に散ります。お濠は花筏で埋まります。普段は薄暗い水面は、散った桜の花びらの絨毯で明るくなります。青空に咲く桜と、お濠に浮く桜に囲まれて、ボートを漕ぐ人々は嬉しそうです。
(写真4、5)

一般に木の枝は太陽の光を求めて上空に伸びるのが普通です。しかし、お濠の桜は何故か枝を下方に伸ばします。

お濠端の桜は土手の上に植えられているので、根を横に伸ばせず斜め下に伸ばすから、枝も根に倣って斜め下に伸ばすのだという説が有力です。そう言えば、桜ではありませんが、土手の上の松も枝を下に向けて伸ばしています。

他方、川沿いに植えられる桜並木は殆んどが染井吉野であり、その特性からして枝は傘状に横に伸ばすのだと言う説もあります。でも、空に向けて枝を伸ばしている平地の染井吉野は沢山ありますから、樹種の特性ではないでしょう。

木の枝は、陽光を求めて空に向かうとか、重たいので地面に向かうとか、根が斜め下に伸びるから枝も同じ方向に伸びるとか、木の心を人間の感情で読むことはやめにして、千鳥ヶ淵の桜の美しさを楽しみましょう。
(以上)
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【2015/04/19 14:14】 | 風景 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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