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右書きの看板は歴史物
                    比留間歯科医院-05D 05

                     人形町通-13D 1402q

文章の書き方に縦書きと横書きがありますが、日本は中国と同じく縦書きの国です。中国の漢字は昔から縦書きであり、漢字を導入した日本も自ずと縦書になりました。

しかし縦幅が狭く横に長い紙に書くときは、漢字でも横に書くことになります。横一列に書かれた漢字は、横書きに見えますが、これは原理的には横書きではなく、縦書きの一字が一行となり、逐次左へ行を増やした結果、横書きのように見えるだけでなのです。ですから、和室の襖や障子の上に飾ってある額入りの書は全て右から左へ読むのです。

英語などの欧米語の殆どは左から右への左横書きです。ただ、中東圏のアラビア語などは、逆に右から左への右横書きです。変わっているのはモンゴル語(モンゴル文字)でして、縦書きでありながら左から右へと行を進める左縦書きです。

日本の書物でも、数式や科学記号を多用する理科系の書物は、縦書きは不便ですから左から右に読む横書きの書物が普及しました。しかし、最も早く漢字を左から右への横書きに変えたのは何故か店舗の看板でした。和室の書が右から読むのに、現在の街の店の看板は殆ど左から読みます。

街を歩いていて右横書きの看板を見つけたら、それは長く続いた由緒ある商店であると思っていいのです。関東大震災にも東京大空襲にも遭わなかった古い建物の看板は、殆ど右から左に読むように書かれています。右から左へ読む看板は、漢字でも仮名でも重みがあります。これが歴史の重みと言うものです。
(以上)
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【2014/03/15 23:37】 | 発見する | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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