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デジタルとアナログの映像
樹木とビル-27P 94t

                    樹木とビル-26P 94q


何でも電子化の時代ですから、大抵の人はデジタルとアナログという言葉は知っています。写真機もアナログのフィルム・カメラに対してデジタル・カメラが生まれ、今や両者の割合は逆転しました。

カメラにアナログとデジタルがあるように、写された写真の映像にもアナログとデジタルがあります。アナログ・カメラしかない時代からデジタル映像はありました。と言ってもフィルム・カメラで撮った写真がデジタル写真というのではなく、映像そのものがアナログ的とデジタル的という性質があると言う意味です。

自然界に眼を向けますと、森林草木は当然アナログの世界です。生物はすべてアナログ的形態を備えています。それに対して人工物はデジタル的です。建物、橋など人が造ったものは基本的にデジタル的形態を持っています。

さりとて人工物がすべてデジタル的であり、自然がすべてアナログ的だとは言えません。ガウディがバルセロナに造ったグエル公園の工作物はアナログ的であり、パリ郊外のヴェルサイユ宮殿の庭木はデジタル的です。

都会の風景は人工物で占められていますから全体としてデジタル的ですが、公園、庭園、街路樹などの存在でアナログ的要素もあります。都会を撮影するとき、アナログとデジタルの二つの要素を組み合わせると、思わぬ美しさを発見するものです。

写真はビルの窓と街路樹の枝を組み合わせた映像です。不思議なアンサンブルです。
(以上)


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【2006/11/11 12:48】 | 写真論 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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