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花の絨毯
                   1.絨毯-02D 1209q
                   写真1
       2.パンジー-05D 1204qt
       写真2
       3.パンジー-07D 1204qt
       写真3
                                 4.菊-04D 1011qt
                                 写真4
                                 5.菊-08D 1206qt
                                 写真5
                    6.ひなげし-13D 1205q
                    写真6
                    7.ひなげし-25D 1205q
                    写真7

絨毯(カーペット)は生活用品ですが、それを芸術品として扱われるまでにしたのはペルシャ(イラン)人の才覚でした。今では高級な絨毯といえばペルシャ絨毯です。素材に高価な絹を用いて、敷物ではなくて壁掛けとして売られているものもあります。

確かにペルシャ絨毯は織り方が緻密であり、絵柄は美しく、細密画を見るようです。その上に座って暮らす人々にとって、絨毯を敷くことは室内に花園を設える気分になったでしょう。ペルシャ絨毯は西欧人社会でも愛好され、その上を歩く人々にとっては花園を散策する気分になったでしょう。(写真1)

自然界の花園では、その上に座ったり歩いたりは出来ませんが、眺めて見飽きることはありません。

良く手入れされた花園は、花弁が整然と並んでいて、色と形に心地よいリズムがあります。次々と下から盛り上がるように咲く花弁の群れもあれば、適当な間隔に散らばってゆったり咲く花弁の群れもあります。(写真2、3、4、5)

他方、咲くに任せた花園では、種類の異なる花が入り乱れ、個々の花弁の姿は消え、面として美しさを現します。白い花が広がり、赤い花を引き立てます。白い花は、「地」となり、赤い花は「図」となり、見る人に強い印象を与えます。(写真6)

赤い花の群れと水色の花の群れが、緑の草原にばら撒かれたように広がる花園は、自然の点描画を見るようです。眼を細めて見ると複雑な色が徐々に変わるグラデーションを楽しむことが出来ます。(写真7)

優れたペルシャ絨毯の柄模様は、多分このような自然の花園からヒントを得て編み出されたのだと思いました。
(以上)
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【2012/09/15 23:50】 | デザインする | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
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