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初夏のつつじ園は錦絵のよう
           塩船観音寺つつじ祭-01D 06
           青梅の塩船観音
                           塩船観音寺つつじ祭-19D 06
                           青梅の塩船観音
        姫の沢つつじ-06P 92t
        西熱海の姫の沢
                           姫の沢つつじ-08P 90Y09t
                           西熱海の姫の沢

秋になると、日本の山々は紅葉して、それも赤、黄、緑の三色が入り乱れて、山の斜面が錦絵のようになることがあります。日本の着物の絵柄、浮世絵、相撲錦絵などの豪華絢爛さは、この自然の錦絵から学んだものだと思います。

自然の錦絵が見られるのは秋だけに限りません。春から初夏にかけて野山も錦絵で飾られます。その錦絵は紅葉の代わりに色とりどりの花が飾ります。季節の変化が緩やかな日本では、花の種類が多く、それらが代わる代わる咲くので、色彩の豪華絢爛さは秋の紅葉に勝るとも劣りません。

中でも5月に咲くつつじの灌木は、その表面に隙間無く花を付けるので、花の塊としてのボリューム感があります。その上、濃厚な色彩は多様であり、多様な色彩の対照は鮮明です。この灌木は剪定に馴染みますから、手入れの仕方では、人工的に美しさを強調することが出来ます。

つつじは酸性土壌を好むますので、火山国の日本では至る所でつつじの花のを見ることが出来ますが、青梅の塩船観音のつつじと、西熱海の姫の沢公園のつつじは、山の斜面を利用して植えてあるので、一望できる見事なつつじ園です。前者はつつじを株毎に丸めて配置してあり、後者はつつじの斜面を板状に均らしています。

つつじ園は両者とも十分に刈り込まれていて、自然の美しさとは異なる人工的美を造り上げています。塩船観音のつつじ園は、窪地の谷間に囲むように咲いていて、見る者を包み込むようです。姫の沢のつつじ園はスキー場のゲレンデのように開放的に広がり、遠く熱海の海を眺める雄大な景色です。

両者とも、その美しさは着物絵柄のような様式化された美です。二つのつつじ園を着物の柄に見立てて、見る場所を変えて色々な角度から眺めるのも面白いでしょう。
(以上)
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【2011/05/12 12:36】 | デザインする | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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