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写真展 Wild Life を見て
                     パンフレット:マイケル・ニコルズ写真展-01D 1103qt

いま、KONICA MINOLTA PLAZA でマイケル・ニコルズの写真展 Wild Life が開催されています。(2011.3.5~3.22)

写真家マイケル・ニコルズは National Geographic 誌の記者として活躍する動物写真家です。その撮影の現場では、象に追いかけられたり、ゴリラに投げ飛ばされたりと、命がけの撮影ぶりから写真界の「インディ・ジョーンズ」と呼ばれています。

それだけに普通の写真家には撮れない野生動物たちの生態や表情を捉えた写真が沢山あります。今回の写真展では展示作品数は少ないですが、それでも滅多に見られないシーンが幾つもあります。

中でも泥浴する数匹の巨象たちの一匹が、泥を浴びながら小さな目でチラリとカメラマンを見ている大画面の写真、ベンガル虎が両前足を左右の岩に突っ張って、腹だけを水に浸して涼んでいる場面を正面から撮った写真、セコイアの森から西アメリカフクロウが両翼を拡げて眼前に飛び出してくる写真など、印象に残るものでした。

スナップ写真の名手であるカルティエ・ブレッソンは、嘗て絵画は瞑想であり、写真は射撃であると言いました。

シャッターを押すことを、射撃と同じくショットと言います。写真機から弾丸は出ませんが、正に野山に狩りに出かけて、獲物を見つけ、狙いをつけて猟銃の引き金を引くときの心境と同じ心境を動物写真家は味わいます。

動物に遭遇して引き金を引く瞬間は、写真家も猟師も同じです。目と目が合い、今だ!という瞬間があるはずです。写真家がシャッターを押した瞬間に動物は倒れませんが、熟達した写真家は、狩人のように獲物を捕ったという手応えを感するのでしょう。

マイケル・ニコルズの写真を見ていると、そう感じます。
(以上)
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【2011/03/11 20:11】 | 写真展 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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