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春の雪に喜ぶ木々たち
1.代々木公園:サルスベリ-03D 1102q
写真1
           2.代々木公園:サルスベリ-06D 1102q
           写真2
                    3.代々木公園雪景色-04D 1102q
                    写真3
                                   4.代々木公園雪景色-11D 1102q
                                   写真4

春先に花を襲う雪について既に書きました。
( 「春先の花を襲う雪」2011.01.30)

この冬は寒い日が続きましたが、二月のヴァレンタインデーに春の雪が降りました。「春の雪」は俳句では三月の季語ですが、突然襲って忽ち溶ける雪は、二月に降っても春の雪です。

春の雪は、その名の通り春を呼ぶ雪です。雪が降った翌日は暖かくなり、乾燥した空気もしっとりして人々に歓迎される雪は、間違いなく春の雪です。

ただ、春の雪は水分を含んでいて重いので、木々の上に大量に積もったときは、その重みで枝が折れることがあります。しかし、春の雪は、芽生えの準備をしている木々にとっては恵みの雪です。

地表に積もった雪は数日かけて溶けるので、木々の根に十分な水が徐々にしみ込みます。木々は、久しぶりのお湿りで元気になりますが、葉を落とした木々の表情には変化は現われません。

しかし、春の雪は全てのものを明るくします。地表の雪は、太陽の光を反射して木々を下から照り返します。すると、無言だった木々にも喜びの表情が見えてきます。

サルスベリの白い木肌は、白い雪によく合います。平板な雪面が曲がりくねった枝振りを浮き立たせます。花も葉もないサルスベリがこんなに美しく見えたことはありません。(写真1、2)

また、春の雪は、大地に投げかける木々の陰影を鮮やかに浮かび上がらせます。暗い冬の地面では見えなかった大樹の姿が鮮やかに雪の地表に映るのです。(写真3)

雪面の陰影から目を上げると、そこには黒い大樹がそそり立っています。雪の白さに慣れた目には、その樹幹は漆黒の黒さです。春の雪で力漲る黒さです。(写真4)

こうして、代々木公園の木々たちは、夫々に春の雪を喜んでいました。
(以上)
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【2011/02/18 22:03】 | 発見する | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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