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老木の生き方に学ぶ
           樹木-26Pqc
           写真1 未だ元気な頃
                             新宿御苑-12D 0711qtc
                             写真2 倒壊した様
               椋の老樹-01D 0706qrc
               写真3 未だ元気な頃
                              椋の老樹-04D 1101q
                              写真4 介護されて
天然の森林では、寿命が来た木は枯れて倒れて森林に空間を空け、そこに次の若木が育ちます。その課程を繰り返しながら森林は樹種の構成を徐々に変えていきます。

そしてある年限に達すると、その森林の樹種構成が安定して変らなくなります。こうして出来た森林を原生林と言います。

明治神宮の守は、百年余り前に更地に植林をして、人工的に造成された原生林です。人手を入れない方針なので、森の中に時たま倒木を見ることがありますが、放置されています。

原生林は、天地に大変動が無い限り永遠に生き続けるので、原生林には寿命と言うものはありません。しかし、原生林の構成員である個々の樹木には寿命があります。動物に寿命があるように、植物の個体には寿命があります。

樹木は人間より寿命が長いので、私たちは老木が枯死する様を見ることは希ですが、偶には神社や公園で老木が最後を迎えている場面を見ることがあります。(写真2)

古い大木が、嘗ての生い茂った壮大な姿を消して、太い幹も根の部分だけになって、その先に小枝だけを伸ばして生き続けている様を見ることがあります。そのような老木が、倒壊を防ぐため支柱やワイヤーで、保持されている姿を見ると、健気だとな思うと同時に、憐れにも感じます。(写真4)

嘗てこのブログで、老木が倒壊する状態になったなら、下手に保持のための工作をするのではなく、斬り倒せと主張しましたら、樹木と言えども生命(いのち)がある限り延命工作をすべきであり、それが愛情だと言う意見が寄せられました。

しかし、樹木にも尊厳があります。生命あるものには尊厳死する権利があります。その樹木は、支柱やワイヤーで保持された姿を曝し続けることを果たして望んでいるでしょうか?
(以上)
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【2011/02/12 10:33】 | 発見する | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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