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造形美を誇る教会建築
     1.東京カテドラル大聖堂-03D 1002q
     写真1 教会正面
                                   2.東京カテドラル大聖堂-04D 1002q
                                   写真2 教会側面
     3.東京カテドラル大聖堂-07D 1002q
     写真3 教会斜面
                                   4.東京カテドラル大聖堂-09D 1002q
                                   写真4 教会斜面
     5.東京カテドラル大聖堂-06D 1002q
     写真5 教会部分
                                   6.東京カテドラル大聖堂-12D 1002q
                                   写真6 教会部分

信仰の儀式が執り行われる神社、寺院がそうであるように、信仰の場である教会もその建物には荘厳さと厳粛さを備えています。

しかし日本の寺社建築が大抵同じような形態と様式を持っているのに対し、教会建築の場合は、時々個性的な形態や様式のものを見ることがあります。

今回取り上げた東京カテドラル聖マリア大聖堂は、東京文京区の椿山荘前にある教会ですが、極めて個性的な、と言うよりも芸術的な教会建築だと思います。(写真1)

この教会は建築家丹下健三の設計によるものです。丹下健三は広島平和記念公園(慰霊碑と原爆ドームを配置した)の設計で有名であり、代々木の東京オリンピック国立屋内総合競技場(吊り構造)の設計でも国際的に高い評価を得た建築家です。

この東京カテドラル大聖堂は、オリンピック総合競技場とほぼ同じ時期(1964年)に建設され、その外観もよく似ている云われます。しかし、上空から見るとオリンピック総合競技場は渦巻き状であるのに対し、東京カテドラル大聖堂は十字架の形です。(写真2)

丹下健三はフランスの近代建築家ル・コルビュジエに憧れて建築家になったと云われますが、他方、若い頃には日本の社寺建築を研究していて、彼の建築作品には西洋的な要素と東洋的な要素の二つが混ざっているようです。

東京カテドラル大聖堂は、外観は大きな直線と曲線で象られ、表面はステンレス・スティールで外装されているので、モダンなキリスト教会建築ですが、それでいて天井部の大きな十字架の部分にはどこか神社建築の切妻と千木を連想させるものがあります。(写真3、4)

近寄って建物の部分を見ると、空に向けての直線と囲むような曲線が交差して、美しさは細部に及んでいます。(写真5、6)

大空に向けて開く大胆な構図の教会建築は、何処から見ても一つの芸術作品です。流れる雲を背景にし建物を見ていて暫く時間の経つのも忘れました。
(以上)
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【2010/02/14 10:41】 | 芸術 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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