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拓殖大学工業デザイン展を見て
     拓殖大学デザイン展-02D 1001q
        展覧会場
                 拓殖大学デザイン展-04D 1001q
                   和紙を素材とした履き物
                                拓殖大学デザイン展-05D 1001q
                             桐の木を素材とした部屋の壁


芸術家の作品や商業的な物産などのデザイン展には時々見学に行きますが、勉学中の学生のデザイン展には今まで行ったことがありません。心の何処かで学生達の作品は未熟だからという気持ちがあったのかも知れません。

今回初めて学生が制作した工業デザインを見て、その考えは変わりました。そのデザイン展は、青山通りのスパイラル・ビルで開催されていた拓殖大学工業デザイン学科の卒業展でした。

青山通りはファッションやデザインの本場であり、ここを展覧会の会場としたことでも学生達の意欲の程が分かります。数多くある展示作品の中には、若者の着想らしい意欲的なものがありました。例えば妊婦の服装をファッション化したものなどです。

私が特に注目したのは国産の素材を生かした作品です。和紙で造った履き物、桐の木を素材とした部屋の壁などは日本的な主張が込めらた個性的な作品です。素材としての和紙は丈夫さと温かさで国際的にも注目されているものです。また、桐の素材は日本では箪笥材として昔から知られています。個性的なデザインは日本的なものが原点になると思います。

乗用車でもよく走る車に満足すれば、次には格好良い車を求めるように、実用的な要求が満たされれば、次に来るのは美的センスです。物質的な要求が満たされれば精神的な欲求が前面に出てくるのは自然の成り行きです。

今はデザインの価値が問われる時代になっています。学生達の個性的なデザイン作品を見て、この分野で活躍する日本の若者たちの今後の活躍が楽しみになりました。
(以上)
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【2010/02/02 12:17】 | デザインする | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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