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花火の美学
1.晴海-09P 02h
写真1
             2.晴海-35P 02
             写真2
                           3.熱海-011P 95
                           写真3
                                        4.熱海-001P 95
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花火は夏の風物詩です。夏になると日本全国で花火大会が開かれます。隅田川の花火は江戸時代から盛んでした。東京湾花火は関東第一の規模を誇ります。秋田県大曲の花火は日本全国の花火師達が最高の技術を競います。

日本人がこれほど花火が好きなのは、花火が日本人の美的感覚を刺激するからです。日本人が桜の花が好きなのは、咲いたら忽ち散るいさぎよさが好きなのです。はかなくて消え去るものへの哀惜が日本人の美感を刺激するのです。

花火は一瞬の美です。何十発打ち上げても、夫々は瞬間の美です。そして絵画や彫刻のように長く残るものは何一つありません。残るのは人々の心に中に残る感動だけです。毎夏、新しい花火が工夫されて生まれ消えていくことが好きなのです。

花火の好きな日本人は、長年にわたり大いに花火の開発に努力しました。日本の花火は、その華麗さと種類の多さでは世界に抜きんでています。

先ず、真っ暗な夜空をバックにして打ち上げられる花火はその色彩が命ですが、日本の花火は色彩が豊富であり、輝度が高いと云われます。これは火薬の混ぜ具合の技術が進んでいるからだと思います。

また、日本の花火は空中で開花する花火の形が多様であり、複雑に変化します。開花のテンポやリズムにも工夫がこらされて、一発の花火でも二段三段に開きます。

開花が一瞬で終わる花火もある一方で、輝きが持続する花火もあります。落下しながら輝きが持続する花火は、柔らかい光の流れで人々の惜しむ気持ちをそそります。

花火は目で楽しむだけでなく、耳でも楽しみます。花火が開花するときの爆発音は花火大会の空気を盛り上げます。花火の大玉が打ち上げられたときに発するシュルシュルという上昇音も、花火への期待を高めます。
窓を締め切った高層マンションで花火を見ていた人は、何か足りないと思ったら音が無いことに気付いた、と云っていました。

ここでは音の聞こえない静止画の花火をご覧に入れます。東京湾花火(写真1、2)と熱海湾花火(写真3、4)です。
(以上)
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【2009/08/13 12:12】 | デザインする | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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