FC2ブログ
昼と夜の風景
神戸市俯瞰-02D 0710qc
昼 神戸六甲山より
六甲よりの夜景-04D 0710qc
夜 神戸六甲山より

                                   雪景色-22P 01qt
                                   昼 函館山より
                                   函館夜景-01P 97rc
                                   夜 函館山より


写真の世界では、光と蔭は表現の基本条件です。人間の目には光そのものは見えませんが、光が物体に当たったときに光は色となって見えます。光が空間を走っていても物に当たらないときは真っ暗です。真っ暗な筈の空が青く見えるのは、大気の粒子に光が当たった反映なのです。宇宙飛行士は大気の外側にいるので空は黒く見えても青く見えません。

しかし、光は太陽から発するものに限りません。人間は火を用い、電気を発明してから照明という手段を持ちました。写真機が地上で捉える光は、太陽光に人工光が加わりました。人工光は太陽ほど強力でありませんから、光源もみることが出来ます。

進歩や発展の明るい面の裏側にはよく闇の部分があると言います。しかし、写真では闇は明るい部分と同じく重要で必要です。昼間の写真では蔭を取り入れるのが重要ですが、夜の写真は反対に光を取り入れるのが重要です。写真では昼でも夜でも光と蔭のバランスが保たれていることを良しとします。

昼と夜では、その光と蔭が逆転します。風景は昼間と夜間では様変わりします。昼間明るい部分が夜には暗くなります。太陽が落ちて辺りが暗くなっても人工光があれば、その部分は明るくなります。

同じ場所を昼間と夜間に撮影して、見比べてみるのは面白いものです。変わらない所もありますが、大抵は大きく変わります。その変化を比べて想像力を働かせると、昼と夜の世界とは別に夢の世界が見えてくることがあります。写真は昼と夜の二枚ですが見方によっては何枚もの世界が写っているのです。

ここに二組みの昼と夜の風景写真を掲げました。夢の世界をどう描くかは皆様にお任せしますが、私は大阪湾はこんなに狭かったのかとか、函館地峡は冬でも暖かいなあとか、夢見るのです。
(以上)
スポンサーサイト



【2008/07/03 13:43】 | 写真論 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<現代に残る江戸の匂い 木村恵一写真展より | ホーム | バウハウス・デッサウ展を見て>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://wakowphoto.blog61.fc2.com/tb.php/164-bc94a6fa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |