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上空から見た街のデザイン
世界貿易センタービル眺望-06D 0802qc
写真1 世界貿易センタービルから見た浜松町付近

                 城壁からのドブロブニク-22D 0610qc
                 写真2 クロアチアの古都ドブロクニク

                 函館山-03P 99t
                 写真3 函館の街並

                                   鴨川-10P 94tc
                                   写真4 京都鴨川沿いの民家

洋の東西を問わず、ビルは道路から見栄えの良いように造られます。西欧建築でファサードとは建築物の正面を指す言葉であり、そこを豪華に飾ります。日本のビルも正面は立派ですが裏側や側面は粗末なものが沢山あります。

見える所を飾り、見えない所は程ほどにしても結構ですが、見えないと思っていた所が実は見えるようになると困ります。鳥のように空を飛べない私達は、上空から街を見下ろす機会は希でした。しかし、ビルが高層化すると、上層階の窓から街を見下ろす機会は増えてきました。ビルの後ろや横は隣のビルが隠してくれますが、上空からは隠してくれるものはありません。

飛行機や東京タワーのように高い所からでは高すぎてよく分からないですが、高層ビル群からはビルの屋上が細かい所までよく見えます。最近は高層ビルは続々と建っていますから、低層ビルの屋上が雑然として見苦しい状態が丸見えとなります。
(写真1)

上空から見た街のデザインとしては、基本的にはビルの大きさと高さが不規則でバラバラなことが悪いのですが、これには今更手を着けられませんので、せめて屋上の空調と給水の機器について色彩や形態を手直しして調和を図る手だてはないものかと思います。

外国の街は上空から眺めて美しいです。殊に古都と言われるところは、屋根の色彩は統一されており、屋根の形態も相似しており、街中を歩くより上から眺めた方が美しい位です。(写真2)

それに比べて日本の街は、色彩も形態もまちまちであり、とても美しいとは言えません。これは戦後、建築資材の多様化が直接の原因ではありますが、貧しさと美的関心の喪失の所為でもあります。
(写真3)

日本でも古都の京都に僅かに残された町屋の屋根の並びは美しいものでした。(写真4)
今でも、歴史的景観の保全に取組んでいる地域や、観光資源を大事にする地域では、家並みと共に屋根並びにも美しさを維持しようとしているところがあります。

現代の大都市でも努力すれば、もう少しましな景観に変えることは出来るでしょう。これからは、都市の美観というときには屋上の構造物の整理整頓にも関心を払いたいものです。景観条例で屋根または屋上の美化について規制を設けてみては如何でしょうか?
(以上)
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【2008/02/07 10:43】 | デザインする | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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