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秋の野山は絵柄の宝庫
                                   旧古河庭園-22D 0712qc
                                   旧古河庭園
京都:外務研修-16N 72
修学院離宮
                                 紅葉-01P 99c
                                 八甲田山
紅葉-35P 88qc
奥多摩

秋に日が短くなり、気温が下がり始めると、木々はみどりの葉を赤や黄色に変えます。日本の野山では常緑樹の緑色に、赤色と黄色が加わり錦色となります。常緑樹と落葉樹が共棲している山々は、本当に美しく輝きます。

外国で見る紅葉は、色鮮やかで豪快です。それは赤一色、黄気一色という風景が多く、圧倒されます。カナダの原野は全山赤一色となりますし、北欧の山林は黄一色で被われます。しかし、その風景は全体として単調であり、長く見ていると退屈します。

他方、日本の秋の野山は、赤と黄と緑の三色が織りなす錦色をしています。その原因は日本の気候風土が四季に寒暖の差が少なく、降雨量が比較的多いためです。自然の樹林に異なる樹種が混ざり合って生育し、それが日本の紅葉林を、きめ細かく見飽きない風景にしているのです。

それに加えて、日本の秋の景色が素晴らしいのは、常緑樹の暗い色が赤色や黄色の色彩を目立たせるからです。京都の西陣織は、この原理を生かしています。華やかな錦色の絵柄は黒の地によって更に映えます。

日本の秋の野山は絵柄の宝庫です。西陣織の原型を見るかのようです。
(以上)
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【2007/12/08 11:58】 | デザインする | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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