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あれは何でしょう?
1.船内の人物
写真1
2.東京湾アクアライン:風の塔-07D
写真2
3.東京湾アクアライン:風の塔-01D
写真3
4.東京湾アクアライン:風の塔-11D
写真4

船旅に出るとき、東京湾を航行していると川崎沖辺りで不思議なものを見かけました。
遠くから逆光で見ると、大きな帆を膨らませて船が一艘迫ってきます。
船体を見ると、だるま船のような幅広の大きな船です。
荷物を満載しているのか、船縁が極端に浅い船です。
(写真1、2)

乗っている船が回り込みますと、大きな帆船の正体が分かりました。
帆に見えたのは換気のための塔でした。
それも大小二つの換気塔が背中合わせに建っていました。
それは東京湾アクアラインの海底トンネルの通気口でして「風の塔」と云います。
(写真3)

大きな塔が吸気口、小さな塔が排気口です。
船体に見えた島は「川崎人工島」と云います。
それにしても海抜の低い島です。
羽田空港に近いので航空機の離着陸に邪魔にならないよう配慮したのです。
それでも、高い波が寄せてくると海水がトンネル内に入らないかと心配です。

東京湾上を渡る風は年間を通じて南北方向です。
換気口と排気口の二本の風の塔の隙間には周囲より強い風が吹くそうです。
すると、周囲の風は二本の塔に引き寄せられるのだそうです。
この現象を物理学でベルヌーイの定理というそうです。
電車のホーム際に立っていると、通過する電車に吸い寄せられる原理と同じです。

でも変ですね、
ベルヌーイの定理は吸気にはプラスですが、排気にはマイナスじゃないかと。
安心して下さい、
二本の塔は長い吸気口の塔の方に傾いています。
ベルヌーイの定理が働く力は排気口より吸気口により強く働くのですから。
(写真4)

船旅に出るときに学んだ物理学でした。
(以上)
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【2018/05/02 18:58】 | 発見する | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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