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菜の花の咲く都会の夕暮れ時
1.弁慶濠-19D 1704qt

2.弁慶濠-21D 1704qt

3.弁慶濠-25D 1704qt

菜の花や 月は東に 日は西に

この俳句は蕪村が神戸六甲山脈の摩耶山を訪れたときのものです。
見渡す限りの菜の花畑が山陵に広がる情景を描いています。

菜の花や 摩耶を下れば 日の暮るる

これも蕪村の俳句で、広大な夕暮れ時の菜の花畑を見た感動を抱いたまま摩耶山を降りてきて、ほっとしたところです。

ここに掲げる三枚の写真は、東京は皇居の弁慶濠の北端の土手の上から眺めた赤坂付近の夕景です。

蕪村が感動した菜の花畑には遠く及びませんが、夕暮れ時の都会の灯りを背景とした菜の花の群生風景も美しいものです。

お濠の土手の菜の花の群生は、高層ビルの灯りと、その灯りが濠の水面に反映する煌めきとを背景にして、薄暮の空の下で不思議に明るく見えます。

いま、摩耶山から瀬戸内海を眺めると、神戸と大阪の夜景が美しく見えます。
摩耶山からの夜景は、北海道の函館山からの夜景、長崎県の稲佐山からの夜景と並んで日本の三大夜景の一つと言われています。

蕪村が今に生きていて、夕暮れ時の摩耶山から菜の花畑を眺めたら、どんな俳句を詠んだでしょうか。
(以上)
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【2017/05/14 17:27】 | 風景 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
お濠の桜は散って又咲く
1.皇居の花見:千鳥ヶ淵-71D 1704q

2.皇居の花見:千鳥ヶ淵-73D 1704qt

3.皇居の花見:千鳥ヶ淵-74D 1704q

4.皇居の花見:千鳥ヶ淵-76D 1704q

花は散ったらお仕舞いですが、お濠の桜は散って水面に花を咲かせます。
散った後に咲く花は、お濠の水面をキャンバスにして繪を描きます。

風に吹かれた花びらはハラハラと水面に落ちます。
水面に落ちた花びらは波に押されて流されます。
吹き寄せられた花びらは吹き溜まりに集まります。
吹き散らされた花びらは四散して方々に広がります。
桜の花びらは絵筆のタッチのように軽やかです。

お濠の水面は真っ白なキャンバスとは違います。
岸辺の水面は木陰で静かに暗くしずみます。
真ん中の水面は空の雲を映して白く明るくなります。
模様のあるキャンバスに桜の花びらは繪を描きます。
その中に一際輝いて光り輝く水面があります。
残照に映えてキラキラと輝く水面があります。
お濠の繪は完成しました。
(以上)   
【2017/05/01 08:49】 | 風景 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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