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相模湾の冬の夕景色
      1.相模湾沿岸-12D 1112qr
      写真1 真鶴半島の岬をみる。
      2.相模湾沿岸-14D 1112qr
      写真2 真鶴から小田原方面を見る。
                                3.相模湾沿岸-15D 1112qr
                                写真3 根府川付近から見た相模灘。
                                4.真鶴-20D 1112qr
                                写真4 根府川付近から見た相模灘。
                 5.真鶴-18D 1112qr
                 写真5 相模灘の切立つ丘の上の家々に差し込む夕日。 


東京は広い関東平野の真ん中にあるので、少しぐらい都心部から離れても、大海原の景色を見ることが出来ません。しかし、東海道本線に乗って西へ1時間余り行くと、小田原を過ぎる辺りから列車は高い丘の上を走ります。熱海駅に着くまでの暫くは、高い位置から相模湾の大海原を眺めることが出来るのです。

伊豆半島と三浦半島に囲まれた相模湾は、懐の広い大きな湾です。天気の良い日には、列車の窓から湾中央の彼方にある大島の島影が見えますし、更には三浦半島の向こう側にある房総半島の先端まで、はっきり見ることが出来る広大な湾なのです。

根府川駅から真鶴駅を過ぎて湯河原駅に至る間の十数分足らずの時間ですが、列車の眼下にこの大海原が広がる景色は、長い東海道本線の中で絶景だと思います。急ぐ旅でなければ、熱海まではこの景色の見えない新幹線には乗らず、東海道の在来線に乗ることをお勧めします。

最近この在来線で熱海まで往復した日は、偶々冬の寒冷前線が西方から関東地方に移動しているときでした。夕方の冬の空は厚い雲で覆われていました。相模湾の大海原には、その重い黒い雲がかかり、沈む夕日の光が僅かに西の雲間から差し込んでいました。

相模湾とその沿岸の光景は、何時も見慣れた明るい景色とは全く様相を異にして、ある種の凄みのあるものでした。走る列車の中から薄暗い光景を撮るのは、窓ガラスの反映が映り込み、またブレも生じるので難しいのですが、このフォトジェニックな光景を逃してはならずと、シャッターを切り続けました。

普段は余り見られない相模湾の一面を撮った写真5枚をご覧に入れます。
(以上)
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【2011/12/27 09:41】 | 発見する | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
路上の白線はアートに見える
     1.道路白線-12D 1106qt
     写真1
                   2.道路白線-10D 1106qt
                   写真2
                                    3.道路白線-14D 1108qtc
                                     写真3
     4.道路白線-20D 1109qr
     写真4
                     5.道路白線-26D 1112qr
                     写真5
                                    6.道路白線-34D 1105qtc
                                    写真6

道路に描かれた白線は交通事故を防止する大事なものです。横断歩道の白線は歩行者の安全を守る大事なものです。私たちは自動車を運転するときも、或いは路上を歩くときも、この路上の白線に大変お世話になっています。

これらの白線は、時には黄色になったり、希には赤色になたりします。また白線が実線であったり点線であったりします。それらは全て守るべき交通規則の内容を示す大事な意味を持っています。

これらの白線は、色が薄れてくると描き直しが行なわれます。描き直された直後の白線は、見る目にも鮮やかに路上に浮き上がって見えます。それを見たとき、白線は道路の飾りのように見えて、思わず立ち止まって見入ってしまいます。

白線が力強くカーブをしていたり、交差点で白線が入り組んでいたりすると、交通ルールの為ということを忘れて、巧い絵を描いたものだと感心することもあります。(写真1、2)

横断歩道を歩いている人々を見ていると白線が五線紙にみえてきます。雨の日の笠や人々の足取りが音楽を奏でているように感じてしまいます。軽やかに歩く足はスタッカートのようです。(写真3、4)

縦に二分割された横断歩道からはメロディと伴奏が聞こえてくるようですし、雨の日に横断歩道を行く笠の行列はショパンの雨だれを連想します。(写真5、6)

勿論、白線は交通安全のために描いたものであり、警視庁は美的観賞の対象になるとは毫も考えていないでしょうが、見方を変えると白線は路上のパブリックアートに豹変するのです。

日本庭園では池や築山や岩を配して、それらを何物か別のものに喩える「見立て」という手法を用います。路上の白線も「見立て」で観賞すると色々なものに化けるのです。
(以上)
【2011/12/21 11:27】 | デザインする | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
秋の風景は日本人の好み
   1.すすき-20P 89t
   霞ヶ浦
             2.すすき-16P 87t
             利根川
                        3.十国峠-01P 90t
                        箱根
                                   4.紅葉-01P 99t
                                   八甲田

四季の風景には夫々に趣がありますが、そして人により好みがありますが、多くの日本人は秋の風景が好きなのだと思います。

浮き浮きする春よりも、ギラギラする夏よりも、秋の寂しさは心に深くしみ入るものがあります。それは失われ行くものへの哀惜であり、失われて初めて知る心の存在感なのでしょう。

夏が終わり冬が来る間の、万物が盛りを過ぎて衰え消えゆく秋の風景は、いつの世も人々の心を最も深く打ったようです。

昔読んだ渡部昇一氏のエッセーの一部を思い出しました。
「日本の詩人は、西行(さいぎょう)でも宗祇(そうぎ)でも芭蕉(ばしょう)でも、そのもっとも高い境地を示した歌が秋景色であることは注目してよいことであろう。」と。

西行は和歌で、宗祇は連歌で、芭蕉は俳句で、日本を代表する詩人ですが、共に生涯の後半は旅に過ごした漂泊の詩人でした。彼らが旅の中で遭遇した秋景色は、彼らの詩魂を最も揺さぶる、最高の舞台であったと思います。

カメラ撮影が好きなだけの私には詩の巨人たちの境地は知るべくもありませんが、四季の中で秋景色が一番好きです。その理由は、秋の風景は変化が早いことと、風景が多様なことです。

秋の風景の変化の早さを知ったのは、土曜日曜しか休めない現役サラリーマンの頃は、屡々撮影の好機を逃したからです。自由の身になって、秋の好機は日替わりでやって来る事をを知りました。

また、秋から冬への景色の変化は一様には進まないことです。木の葉も水面も空の色も、或るものは徐々に、或るものは急に、時には逆戻りして、変化を重ね合わせます。

想い出の秋の風景をご覧にいれます。
(以上) 
【2011/12/01 21:47】 | 風景 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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